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2007年01月11日(木)更新

会社の資金調達法

       我社の資金調達法
会社の資金はどのように調達するのが、一番よいと思われますか。

                (明治大学商学部3年 沃宗廣さん)

まずその時の、社会情勢や経営環境、会社の置かれた立場によりちがいますが、

自社の現状を認識し、調達すべきと思います。何故なら、借入目的・借入先・

借入金・返済方法も違ってくるからです。

調達方法としては

    1. 自己資金 (貯金・ 親族(親)よりの援助)

    2. 金融機関(民間、公的機関)借り入れ

    3. 公募(株式等)

    4. 私募債の発行

    5. 共同出資者を募る

    6. 利益積み立ての取り崩し

我社の調達方法は

創業時は  1. 自己資金 ‥ 貯金 ・親族(特に親)よりの援助

       
      2. 資本金  ‥民間金融・公的機関(創業期は難しい)
 
     ※ この時期は、無い無いづくしの経営
       
成長期は  1. 資本金の増額(社内持ち株制度)

      2. 内部利益の留保

      3. 公的機関(中小企業金融公庫・商工中金)

             (ふるさと融資の活用)の助成金の活用

     ※ 財務内容がよくなり信用度が高まる

成熟期は  1. 内部利益の留保

      2. 公的機関が主(設備投資‥老朽化や新商品の設備)
           
      3. 内部積み立ての取り崩しで借り入れ金の適正化
       
     ※ 内部利益が充実し設備投資がし易くなる
         (助成金の活用が多くなり金利の低下)

変貌期は  1. 借入金の適正化で無借金経営をめざす
     
      2. 企業体質の強化により信用度が増す
      
     ※ 勝ち組か、負け組の真剣勝負の時代へ突入
 
無一文より創業(前社長の親より借金1~2年後返済)して現在は適正数値まで

改善できた。我社は、4年サイクルで工場の拡張をしてきました。

その間、累計でかなりの借金をしたが、滞りなく返済出来、有り難いことです。