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2009年02月16日(月)更新

天・地・人(NHK大河ドラマ)

天・地・人

NHK大河ドラマが好評

私も毎週欠かさず見ています。

「天の時、地の利、人の和 三者ざれば、勝つといえども禍あり」

    天・地・人  

つまり、とき・ところ・ひとである。

この三ツは何をするにも基本的な条件であり、

欠くことの出来ないものである。

では、この三者の関係はどうか。

三者のうち、どれがもっとも主役なのか。

重要なことがらについての意志決定をするときなど、

どれに重きを置くかによって結論がちがってくるわけで、

やはりゆるがせに出来ないことである。

「人衆ければ天に勝ち、天定まりてまたよく人を破る」史記

    人が大勢でやれば天に勝つこともあるが、やがて天の報いを受ける。

    これは天優位説である。

「天の時は地の利に如かず」孟子

    人の和を、天よりも地よりも大事としたのである。

「天地の間に間するもの、人より尊きはなし」孫?

    天の時、地の利、人の和が一ツでも欠けていたら、たとえ

    勝つたとしても、それは偶然か、無理をしたかのどちらかであり、

    やがては悪い結果を招来するとしたのである。

中国古典百言百話4「孫子」より  著者 村山 ?


これは随分前、帝国デ-タ-バンクのレポ-トに掲載されて

いたものであるが、この厳しい時代を乗り越える指針として

役立つ教えである。


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